スダレハマグリ
Katelysia japonica【 マルスダレガイ科 】
愛媛県カテゴリー
絶滅危惧1類(CR+EN)
環境省カテゴリー
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種の特徴 | 殻長4㎝、殻高3㎝の亜三角形の二枚貝。殻頂は大きく前に傾く。殻はやや厚く、表面にはスダレ状の強い輪肋が並ぶ。黄褐色の地に斑紋や放射模様がある。内湾の潮間帯から水深20mまでの砂底に生息する。 |
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分 布 | 県内:宇和島市以南。 県外:四国(高知)、九州、沖縄;インド太平洋。 |
生息状況 選定理由 |
宇和島以南の河口干潟で古い死殻が採集されるだけであり、すでに絶滅したものと思われていた。しかし、2003年頃から御荘湾で復活した。一時は多産したが、最近はまた減少している。復活の原因としては、南方から幼生が多量に漂着し、定着したものと思われる。しかし幼生の多量漂着の要因は不明である。最近の減少は住民の採取によるものと思われる。 |
特記事項 | --- |
地方名 | --- |
撮影者:石川 裕執筆者: 石川 裕