シロハダギセル
Neophaedusa akiratadai【 キセルガイ科 】
愛媛県カテゴリー
絶滅危惧1類(CR+EN)
環境省カテゴリー
絶滅危惧1類(CR+EN)
種の特徴 | 殻色は白色で、殻高13㎜、殻径2.8㎜、10層。キセルガイ科貝類では小形の部類に属する。殻口右側面内壁には長い主襞に平行に上腔襞と下腔壁があり、その間に通常2本の短い腔襞がある。落葉広葉樹林や杉林の落葉下やザレ場の礫間に生息している。 |
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分 布 | 県内:伊予市から西条市にかけての山岳部。 県外:− |
生息状況 選定理由 |
近年急速に減少している。松山市内の模式産地では再発見が困難である。これは生息域にごみが捨てられ環境が大きく変化したためや、一部採集圧によるものとも考えられる。 |
特記事項 | 愛媛県固有種。タイプ産地は松山市久谷町。東限の西条市山岳部の個体は巨大形で、西限の伊予市の個体は矮小形である。 |
地方名 | --- |
撮影者:多田 昭執筆者: 多田 昭