ホソキセルモドキ
Mirus rugulosus【 キセルモドキ科 】
愛媛県カテゴリー
絶滅危惧1類(CR+EN)
環境省カテゴリー
---
種の特徴 | 殻高20㎜、殻径6㎜、9層の細長い貝。濃い褐色をし、縫合下はやや淡色になる。殻表は不規則な顆粒が見られ、粗造である。殻口は白く、反転し広がる。キセルガイ科貝類とは殻が右巻である点で区別される。樹上性でケヤキなどの木の樹幹に生息する。 |
---|---|
分 布 | 県内:中南部の山地。 県外:四国(徳島県、高知県)、九州。 |
生息状況 選定理由 |
3カ所で生息を確認したが、ともに生息範囲は狭く個体数は少ない。そのうち1カ所は林道建設に伴い、絶滅したと思える。他の場所でも自然林の伐採にともない絶滅する可能性が高い。 |
特記事項 | 九州では広く分布し個体数も多いが、四国では産地が少なく、個体数も少ない。 |
地方名 | --- |
撮影者:石川 裕執筆者: 石川 裕