ニッポンノブエガイ
Nobuea kurodai【 ヤマタニシ科 】
愛媛県カテゴリー
絶滅危惧1類(CR+EN)
環境省カテゴリー
絶滅危惧1類(CR+EN)
種の特徴 | 少し灰色がかった白色の貝。殻高約4㎜、殻径約6㎜、4層、殻口には薄い革質の蓋がある。平野部に広く分布しているアツブタガイに似ているが、殻が小さく色も違う。また、蓋の厚さや質も異なる。主として林の礫の間に生息している。 |
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分 布 | 県内:中西部。 県外:宮崎県。 |
生息状況 選定理由 |
1977年、由良半島の落葉広葉樹の自然林で見つかり、1996年には内陸部でも生息が確認された。由良半島では生貝3個体と死殻1個体が見つかっただけで、その後確認の情報もない。内陸部の産地ではかろうじて個体群は維持されているものの、生息域は極めて局限している。 |
特記事項 | タイプ産地は由良半島。愛媛県固有種と思われていたが、1996年対岸の宮崎県で1個体だけ発見、その後の調査で1個体を加えたに過ぎない。 |
地方名 | --- |
撮影者:石川 裕執筆者: 多田 昭