サラガミネヤミサラグモ
Arcuphantes saragaminensis Saito 1976 【 サラグモ科(クモガタ綱クモ目) 】
愛媛県カテゴリー
要注意種(AN)
環境省カテゴリー
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種の特徴 | 体長は雌雄とも2.5〜3.0㎜内外。頭胸部や歩脚は黄褐色で、歩脚が細長い。森林の地表付近の石の隙間などに小さなシート網を張る。ヤミサラグモ類は地理的な種分化が著しく、分布域が狭い種が多い。写真は皿ケ嶺産の雌で右はその外雌器を側面から見たところ。 |
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分 布 | 県内:皿ヶ嶺、石鎚山、久万高原町西谷。 県外:高知県北西部(仁淀川町)。 |
生息状況 選定理由 |
皿ヶ嶺をタイプ産地として記載され、分布はきわめて局地的である。皿ヶ嶺周辺では同属のイヨヤミサラグモが山麓から山頂付近まで広くみられるのに対して、サラガミネヤミサラグモは標高の高い一部の地域に限って分布している。 |
特記事項 | --- |
地方名 | --- |
撮影者:井原 庸 執筆者: 井原 庸