ミヤタケクロツヤムシダニ
Acaridryas miyatakei (Ishikawa, 1968) 【 クロツヤムシダニ科(クモガタ綱ダニ目) 】
愛媛県カテゴリー
準絶滅危惧(NT)
環境省カテゴリー
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種の特徴 | 体長0.6㎜内外、扁平な卵円形、淡褐色、背面側縁部に4対の著しく長い細枝毛をもつ。胸腹板は5対の単純毛をもつ。雌生殖板は長楕円形。雄生殖口は胸腹板に開口。宿主のツノクロツヤムシの体表に付着する菌類等を食す。 |
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分 布 | 県内:石鎚山系、四国カルスト。 県外:四国、九州。 |
生息状況 選定理由 |
ツノクロツヤムシ(愛媛県:準絶滅危惧(NT))は四国、九州のブナ帯に限って分布し、朽木にトンネルを穿って生息する。種特異的ホスト・パラサイト関係にあるため、ブナ帯植生の消滅は宿主とともに本種の絶滅につながる。 |
特記事項 | 日本固有種。 |
地方名 | --- |
撮影者:久松定智 執筆者: 石川和男