エヒメフタエササキリモドキ
Tettigoniopsis ehimensis Kanô 【 ササキリモドキ科 】
愛媛県カテゴリー
要注意種(AN)
環境省カテゴリー
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種の特徴 | 体長♂9.4〜10.2㎜、♀8.3〜9.2㎜の短翅ササキリモドキ類。体色は緑色で、前胸背板の中央に褐色の縦帯がある。腹部背面中央にある褐色の縦帯は非常に薄い。♂の肛上板中央に深い縦溝がある。おもに中間温帯付近の森林に生息する。 |
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分 布 | 県内:久万高原町(皿ヶ嶺、面河渓、日野浦など)、伊予市秦皇山、大洲市出石山、愛南町高茂岬。 県外:− |
生息状況 選定理由 |
愛媛県特産種で、模式産地は皿ヶ嶺である。県中部の標高500〜1000m付近の山地の森林に生息する。愛南町高茂岬では海抜100m程度の海岸林に生息するが、形態にわずかながら差異が見られ、将来的に分けられる可能性がある。生息域は狭いが生息環境は現時点では比較的安定している。 |
特記事項 | 日本固有種。 |
地方名 | --- |
撮影者:小川次郎 執筆者: 小川次郎