モンハイイロキリガ
Lithophane plumbealis (Matsumura) 【 ヤガ科 】
愛媛県カテゴリー
情報不足(DD)
環境省カテゴリー
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種の特徴 | 温帯性のガ。前翅は鉛色で、前縁に沿う2個の紋は紫灰色前翅基部から後縁にかけて同色の影を表す。開帳30〜34㎜。晩秋に出現して翌春まで見られる。幼虫はシナノキ科のシナノキだけしか知られていない。 |
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分 布 | 県内:西条市(寒風山)、久万高原町(面河渓、瓶ケ森林道)。 県外:北海道、本州、四国、九州。 |
生息状況 選定理由 |
本種の分布はシナノキの分布と一致している。シナノキは本来はブナ帯の樹木で、愛媛県でも高標高地に点々と自生しているが大きな群生はない。シナノキがある限り安定した発生が続くと思われるが、生息基盤はきわめて脆弱であり、発生量も少ない。 |
特記事項 | --- |
地方名 | --- |
撮影者:片岡敬一 執筆者: 片岡敬一