ブナアオシャチホコ
Syntypistis punctatella (Motschulsky) 【 シャチホコガ科 】
愛媛県カテゴリー
情報不足(DD)
環境省カテゴリー
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種の特徴 | 開張♂39〜44㎜、♀43〜50㎜内外。前翅は白地に灰緑の紋、内横線が二重ではっきり目立ち内縁部は灰緑色。北海道、東北、関東地方のブナ林では8〜11年毎に大発生しブナの葉が食い尽くされるがブナが枯死する事はなく、天敵昆虫や寄生菌の発生でコントロールされている。愛媛県ではそのような大発生はない。 |
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分 布 | 県内:新居浜市(旧別子山村)、石鎚山系、久万高原町(面河渓、天狗高原)、内子町(小田深山)、宇和島市(鬼ケ城山)、愛南町(篠山)。 県外:北海道、本州、四国、九州。 |
生息状況 選定理由 |
ブナ、イヌブナを食樹とするのでブナの分布と生息地が一致している。小田深山、高縄山、皿ケ嶺のように、ブナが頂上の一部にしか残っていないところは近い将来生息が不可能になると思われる。 |
特記事項 | 日本固有種。 |
地方名 | --- |
撮影者:片岡敬一 執筆者: 片岡敬一