ムツコブスジコガネ
Trox mutsuensis Nomura 【 コブスジコガネ科 】
愛媛県カテゴリー
情報不足(DD)
環境省カテゴリー
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種の特徴 | 体長6.8〜8.8㎜。四国に産するコブスジコガネでは最大種。上翅の溝はキャタピラーの跡のような模様となっている。前胸背板は前方に向かって細まり、側縁は基部付近で湾入し、後角は尖る。成虫は夏季にみられ、鳥獣の古い死体、猛禽類のペリットなどに集まる。北海道では平地に生息するが、本州から南ではやや標高のある山地に生息する。 |
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分 布 | 県内:西条市(伊吹山、名野川越)、久万高原町(番匠谷)。 県外:北海道、本州、四国。 |
生息状況 選定理由 |
県内では、石鎚山系の高標高地のみで確認されている。確認情報が非常に少なく、県内の生息状況は不明な点が多い。高標高地のみでみられることから、分布域は狭く、環境の変化による影響を受けやすい種と考えられる。 |
特記事項 | --- |
地方名 | --- |
撮影者:宇都宮靖博 執筆者: 宇都宮靖博