ウミミズギワゴミムシ
Sakagutia marina S. Uéno 【 オサムシ科 】
愛媛県カテゴリー
情報不足(DD)
環境省カテゴリー
準絶滅危惧(NT)
種の特徴 | 体長5.0㎜内外でミズギワゴミムシの中では大形の種。体背面は平圧され、上翅の第3、第5間室に、周辺が隆起した顕著な10個程度の孔点をもつ。海岸や河口に生息し、同様の環境に棲むウミホソチビゴミムシよりもさらに粒径の大きな礫浜を好むという。 |
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分 布 | 県内:松前町。 県外:北海道、本州、四国、九州;サハリン。 |
生息状況 選定理由 |
重信川河口、松前町の海岸で洪水時のゴミの中から発見された1頭の標本があるだけで、詳細な生息状況は不明である。今後全県的な生息調査が必要である。 |
特記事項 | 本種をSakagutiaではなくBembidion属に所属させる考え方もあり、その場合、学名はBembidion umi Sasakawa, 2007が用いられる。 |
地方名 | --- |
撮影者:酒井雅博 執筆者: 酒井雅博