シコククチブトカメムシ
Eocanthecona shikokuensis (Esaki et Ishihara) 【 カメムシ科 】
愛媛県カテゴリー
情報不足(DD)
環境省カテゴリー
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種の特徴 | 体長11〜12㎜。淡褐色に黒い不定形の斑紋があり、光沢を帯びる。近縁種のシモフリクチブトカメムシに似るが、体型が短く、ずんぐりしており、前胸背板側角の先端がより鈍い点で区別できる。 |
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分 布 | 県内:石鎚山。 県外:四国(高知県)。 |
生息状況 選定理由 |
1950年に高知県馬路村で採集された個体を元に新種として発表された。その後は甲信越における不確実な採集例があるのみであったが、約半世紀ぶりの2002年に、石鎚スカイラインにおいてライトトラップで♀♂1頭ずつが得られている。捕食性で、樹上で鱗翅類の幼虫や小昆虫などを餌にしていると考えられるが、詳しい生態は分かっていない。もともと個体数はかなり少ないと考えられる。 |
特記事項 | --- |
地方名 | --- |
撮影者:矢野真志 執筆者: 矢野真志