コリヤナギグンバイ
PhySatôcheila distinguenda (Jakovlev) 【 グンバイムシ科 】
愛媛県カテゴリー
情報不足(DD)
環境省カテゴリー
情報不足(DD)
種の特徴 | 体長3.5㎜内外。体は卵形、背面は褐色から黒褐色で、前翅の中央に三角形の大きな暗色紋がある。寄主植物は戦前に柳行李の材料として朝鮮半島から持ち込まれたコリヤナギ。 |
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分 布 | 県内:皿ヶ嶺。 県外:本州;朝鮮半島、中国大陸、モンゴル、中央アジア、ロシア西部。 |
生息状況 選定理由 |
県内における生息確認地点は皿ヶ嶺の1ヶ所のみで採集年は1954年と古く、現在の生息状況は不明である。県内のコリヤナギ栽培は大正から昭和初期にかけて肱川流域で盛んだったが、現在ではほとんど生育していないらしい。皿ヶ嶺周辺でコリヤナギ栽培が行なわれていたかどうかは不明である。 |
特記事項 | 戦後のコリヤナギ栽培の衰退とともに、全国的に激減したと考えられている。近年、国内では栃木県からしか見つかっていない。 |
地方名 | --- |
撮影者:矢野真志 執筆者: 矢野真志