キイロアシブトマキバサシガメ
Phorticus flavescens (Scott) 【 マキバサシガメ科 】
愛媛県カテゴリー
情報不足(DD)
環境省カテゴリー
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種の特徴 | 体長3㎜程度。非常に小型のマキバサシガメで、イネ科のススキの根際や腐植層中から得られている。灯火にも飛来する。四国に分布するアシブトマキバサシガメ亜科では最も稀な種である。 |
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分 布 | 県内:今治市、東温市、松山市。 県外:本州、四国、九州、八重山諸島。 |
生息状況 選定理由 |
2006年に東温市上村のため池のススキから1個体が採集され、本県にも生息する事が明らかとなった。その後2009年に松山市鷹子町から、2012年に今治市からそれぞれ1個体が採集された。四国からは2000年に高知県室戸岬のススキと、2005年に高知県三原村の腐植層からそれぞれ1個体が採集されている。アシブトマキバサシガメ亜科の種は日本各地でレッドデータ指定を受けているが、生息状況には不明な点が多く、今後のさらなる調査が必要である。 |
特記事項 | --- |
地方名 | --- |
撮影者:菊原勇作 執筆者: 菊原勇作