オオコオイムシ
Appasus major (Esaki) 【 コオイムシ科 】
愛媛県カテゴリー
情報不足(DD)
環境省カテゴリー
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種の特徴 | 体長23〜26㎜。類似種のコオイムシとは、口吻や雄交尾器の形状を比較することで識別できる。コオイムシとは明確に棲み分けており、本種はより閉鎖的な水域に生息する。季節によって水がなくなるような水域で多く見られるが、池沼や水田でも確認されている。水がなくなると落ち葉や土中に潜る。 |
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分 布 | 県内:大三島。 県外:北海道、本州、四国(徳島県)、九州(大分県);朝鮮半島、中国大陸、ロシア極東(沿海州、サハリン)。 |
生息状況 選定理由 |
県内では2013年に大三島の休耕田から初めて発見された。それ以外の生息地はまだ確認されていないが、本種に的を絞って調査を行えば新たな産地が見つかる可能性がある。本種の1齢幼虫はピレスロイド剤に対する感受性が極めて高いため、農薬による影響が懸念される。 |
特記事項 | 複数の都道府県がレッドリストに掲載している。コオイムシとの誤同定には注意を要する。 |
地方名 | --- |
撮影者:渡部晃平 執筆者: 武智礼央、渡部晃平