オオシロアリ
Hodotermopsis sjostedti Holmgren 【 オオシロアリ科 】
愛媛県カテゴリー
情報不足(DD)
環境省カテゴリー
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種の特徴 | 日本最大のシロアリ。有翅虫は15㎜程度、黒褐色で、翅は薄い黒褐色。兵アリは有翅虫に比べ体長も頭蓋も大きい。森林の腐朽木中に生息するが、家屋建材を加害した報告はない。南方系の種で、マメクワガタやクロオビヒゲブトオサムシのように海流によって分布を広げたものと思われる。愛媛県が分布の北限を成す。 |
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分 布 | 県内:愛南町。 県外:四国、九州、屋久島、南西諸島;中国大陸、台湾島、ベトナム。 |
生息状況 選定理由 |
四国では高知県足摺岬に分布することが古くから知られているが(石原、1975)、愛媛県からは2001年に初めて生息が確認された。愛南町では6月頃に有翅虫の群飛が見られるが限られた地域だけである。 |
特記事項 | --- |
地方名 | --- |
撮影者:酒井雅博 執筆者: 酒井雅博