モンヒメマキムシモドキ
Derodontus japonicus Hisamatsu 【 マキムシモドキ科 】
愛媛県カテゴリー
情報不足(DD)
環境省カテゴリー
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種の特徴 | 体長2.2〜3.1㎜。茶褐色で、上翅に濃色部分で囲まれた、斜めの黄紋を装う。頭部は複眼間に深い横溝があり、前胸背板の側縁は鋸歯状。基準産地は皿ヶ嶺竜神平付近(標高約1200m)でミイロアミタケから採集された。晩秋から5月初旬頃の寒い時期に出現し、ヤニタケからの記録もある。 |
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分 布 | 県内:皿ヶ嶺。 県外:本州、九州。 |
生息状況 選定理由 |
本種は1964年の原記載以後、皿ヶ嶺で少数個体が数回採集されているが、まだ他所では発見されておらず、また最近の記録もない。本種が属するDerodontus属の種は冬を中心とした寒い時期に現れるので調査不足が否めないが、昨今の温暖化が生存基盤に影響を与える可能性は否定できないと思われる。 |
特記事項 | --- |
地方名 | --- |
撮影者:酒井雅博執筆者: 酒井雅博、久松定成