シコクヒメヨツスジハナカミキリ
Leptura kusamai keiichii N. Ohbayashi 【 カミキリムシ科 】
愛媛県カテゴリー
準絶滅危惧(NT)
環境省カテゴリー
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種の特徴 | 体長13〜16㎜。体は黒色で、上翅に4本の黄褐色の横帯がある。肢は普通後肢腿節と脛節の基半が黄褐色。ヨツスジハナカミキリに非常に良く似るが、体型は小型でより細い。後肢腿節は上翅端を超え、跗節は脛節より明らかに長い。♂の後肢脛節の先端部はわずかに膨らむ。成虫は6〜7月に出現し、ノリウツギやリョウブの花に集まる。 |
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分 布 | 県内:石鎚山系。 県外:四国、九州。 |
生息状況 選定理由 |
県下では、石鎚山金山谷周辺での生息が確認されているに過ぎず、極めて局所的な分布から、森林開発や環境変化の影響による個体群の減少が危惧される。 |
特記事項 | ヒメヨツスジハナカミキリ基亜種は本州に分布し、四国、九州に分布する本亜種は石鎚山金山谷を原産地として記載された。 |
地方名 | --- |
撮影者:山迫淳介 執筆者: 山迫淳介