マルクビツチハンミョウ
Meloe corvinus Marseul 【 ツチハンミョウ科 】
愛媛県カテゴリー
準絶滅危惧(NT)
環境省カテゴリー
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種の特徴 | 体長9〜27㎜。黒青色で、頭胸部は強く点刻される。成虫は早春から初夏に出現し、幼虫はヒゲナガハナバチなどのハナバチ類に寄生する。 |
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分 布 | 県内:松山市、久万高原町、伊予市。 県外:北海道、本州、伊豆大島、四国、九州、対馬;樺太、朝鮮半島、中国北東部。 |
生息状況 選定理由 |
1960年代には松山市内の石手川河川敷などでも見られる普通種であったが、近年では山間部の限られた産地が残存するのみである。生息数が多い安定した生息地としては、伊予市の山間部に1地点が知られるのみである。生息地の直接的改変に加え、寄主のハナバチ類の減少から、本種の生息状況は危機的である。 |
特記事項 | --- |
地方名 | --- |
撮影者:吉富博之 執筆者: 吉富博之、岡野良祐