クロマダラタマムシ
Nipponobuprestis querceti (E.Saunders) 【 タマムシ科 】
愛媛県カテゴリー
準絶滅危惧(NT)
環境省カテゴリー
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種の特徴 | 体長17〜28㎜、背面は黒銅色の地色に赤銅色の小さいくぼみを不規則に多数散布する。翅端は♂では三角形にえぐられ、♀では丸くなる。幼虫は太いエノキの枯幹や太い枯れ枝に食入する。 |
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分 布 | 県内:西条市、松山市、大洲市。 県外:本州(関東以西)、四国。九州;中国大陸。 |
生息状況 選定理由 |
かつては5〜6月頃、平地から低山帯にかけて発生していたが、現在では非常に少なくなった。食樹であるエノキは河川堤防や河岸林に多いため、河川の保安管理上切り倒されることが多く、ましてや枯れ木や太い枯れ枝のある古木は優先して処分されるので、このことが減少要因となっている。 |
特記事項 | --- |
地方名 | --- |
撮影者:酒井雅博 執筆者: 酒井雅博