シコクヒメコブハナカミキリ
Pseudosieversia shikokensis Hayashi【 カミキリムシ科 】
愛媛県カテゴリー
準絶滅危惧(NT)
環境省カテゴリー
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種の特徴 | 体長9〜15㎜前後。体色は暗褐色〜黄褐色で、肢は黒褐色、ときに脛節の基半部と跗節は淡褐色となる。前胸背板は後縁が前縁の1.5倍で、側縁突起は小さく突出し、その後ろのくびれは弱い。成虫、幼虫ともにカツラの大木に依存し、成虫は6〜8月に出現する。 |
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分 布 | 県内:石鎚山系、内子町(旧小田町)。 県外:本州、四国、九州。 |
生息状況 選定理由 |
岐阜県白山から西の本州、四国および九州中部の山地に局所的に分布するが、各地域ごとに亜種に分けられている。県下で発生が確認されている場所は少なく、極めて局地的な分布を示す。本種が依存するカツラの大木が生息するような自然環境が減少しており、その生息基盤は脆弱である。 |
特記事項 | --- |
地方名 | --- |
撮影者:大林延夫執筆者: 山迫淳介