オオツチハンミョウ
Meloe proscarabaeus Linnaeus【 ツチハンミョウ科 】
愛媛県カテゴリー
準絶滅危惧(NT)
環境省カテゴリー
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種の特徴 | 体長12〜30㎜。黒藍色で、頭胸部は大きい点刻、上翅はしわ状点刻で覆われる。成虫は3月ころ地上に現れ、4〜5月には土中に4000〜6000卵を産む。幼虫はハナバチ類によって巣に運ばれ、卵や花蜜を食べ、複雑な変態を経て、10月下旬には成虫となるが、そのまま土中で冬を越す。 |
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分 布 | 県内:新居浜市、久万高原町、内子町。 県外:北海道、本州、四国;朝鮮半島、中国大陸。 |
生息状況 選定理由 |
これまで山間部の限られた数地点でのみ記録されている。今回の調査では、久万高原町で生息数が多い安定した生息地が確認されたが、生息地の直接的改変に加え、寄主のハナバチ類の減少から、本種の生息状況は危機的である。 |
特記事項 | --- |
地方名 | --- |
撮影者:吉富博之 執筆者: 吉富博之、岡野良祐