キョウトアオハナムグリ
Protaetia lenzi (Harold)【 コガネムシ科 】
愛媛県カテゴリー
準絶滅危惧(NT)
環境省カテゴリー
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種の特徴 | 体長21〜23㎜。♂は緑色で、被覆物を装い光沢はないが、♀は緑銅色で、強い光沢がある。幼虫は、もろくなった朽木や腐植土中にすみ、それを食べて育つ。成虫は6〜8月に出現し、樹液などに集まる。 |
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分 布 | 県内:今治市(伯方島)、愛南町(鹿島)。 県外:本州(中部以西)、四国、九州、屋久島。 |
生息状況 選定理由 |
四国では既知の産地は少なく、むしろ局地的といえる。鹿島では7〜8月に成虫が現れるが、個体数は多くない。現状では絶滅することはないと思われるが、開発などに伴う植生を中心とした自然環境の変化が最も憂慮される。 |
特記事項 | --- |
地方名 | --- |
撮影者:酒井雅博執筆者: 宮武睦夫