シロヘリツチカメムシ
Canthophorus niveimarginatus (Scott)【 ツチカメムシ科 】
愛媛県カテゴリー
準絶滅危惧(NT)
環境省カテゴリー
準絶滅危惧(NT)
種の特徴 | 体長6〜8㎜。体には青藍色の光沢があり、側縁が白色を帯びる。幼虫の腹部は赤色。ビャクダン科のカナビキソウに寄生し、果実を吸汁する。♀には卵を保護する習性が知られる。地表性で寄主植物からあまり離れない。 |
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分 布 | 県内:東温市、松山市。 県外:本州、四国、九州;朝鮮半島、中国、モンゴル、ロシア、ベトナム、インド、カザフスタン、フィンランド。 |
生息状況 選定理由 |
東温市の重信川河川敷と同市内のため池に生息地が知られる。寄主植物のカナビキソウは、日当たりが良く定期的に草刈りがされて草丈が低く抑えられている草地に生えるが、本種の生息地は限られるようである。松山市の生息地からは近年の記録がない。 |
特記事項 | --- |
地方名 | --- |
撮影者:酒井雅博執筆者: 菊原勇作