シワムネオオナガゴミムシ
Pterostichus (Paralianoe) omogoensis Nakane 【 オサムシ科 】
愛媛県カテゴリー
準絶滅危惧(NT)
環境省カテゴリー
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種の特徴 | 体長20〜22㎜。黒色で触角や肢は褐色を帯びる。光沢は強くない。前胸背板は強い横皺を密に具え、前後縁には多数の縦皺がある。♂の腹端節後縁は両側が湾入し、その中央部に小突起がある。ツルギヤマナガゴミムシに類似するが、側頭は眼とほぼ同長で、前胸背板の横皺は、より深く密である。流水から離れた樹林中に多く生息する。基準標本は面河でトラップ採集により得られたが、分布の中心はさらに標高の高い土小屋付近にある。 |
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分 布 | 県内:石鎚山系(鷹ノ巣山など高知県側を含む)。 県外:四国(高知県)。 |
生息状況 選定理由 |
分布域が限定されている上に、生息密度もかなり低い。また大型で特徴的なこの種を狙って入山する採集者も少なくない。 |
特記事項 | --- |
地方名 | --- |
撮影者:酒井雅博執筆者: 久松定成、酒井雅博