キトンボ
Sympetrum croceolum Selys【 トンボ科 】
愛媛県カテゴリー
準絶滅危惧(NT)
環境省カテゴリー
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種の特徴 | 腹長♂24.50〜26.70㎜、♀25.80〜29.30㎜、後翅長♂28.90〜30.30㎜、♀28.50〜32.50㎜。♂♀とも体には明瞭な斑紋がない。前、後翅の前縁と基部が広く鮮やかな橙色になる。♂は成熟すると腹部背面が赤くなる。♀の産卵弁は大きい。6月中旬から12月中旬に出現し、平地から丘陵地の水面が開けた池沼に生息する。 |
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分 布 | 県内:四国中央市、新居浜市、西条市、今治市、松山市、東温市、久万高原町、砥部町、伊予市、内子町、大洲市、西予市、宇和島市、鬼北町、松野町、愛南町、西予市。 県外:北海道、本州、四国、九州;朝鮮半島、中国大陸、ロシア。 |
生息状況 選定理由 |
近縁な種であるオオキトンボに比べると、局所的ではあるが、東予から南予にかけて広く分布する。平地のため池という改変を受けやすい環境に生息する。 |
特記事項 | 陽光に照らされると橙色に輝く大変美しいアカトンボ。 |
地方名 | --- |
撮影者:高橋士朗 執筆者: 久松定智、武智礼央