オオミズスマシ
Dineutus orientalis (Modeer) 【 ミズスマシ科 】
愛媛県カテゴリー
絶滅危惧2類(VU)
環境省カテゴリー
準絶滅危惧(NT)
種の特徴 | 体長7〜12㎜。前胸、上翅の側縁部は黄色。上翅側縁後方には棘状突起をそなえる。止水生でため池や水田などに生息する。4〜8月にかけて交尾を行い、幼虫はため池で見られる。 |
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分 布 | 県内:四国中央市、西条市、今治市、松山市、東温市、松前町、伊予市、鬼北町、愛南町。 県外:北海道、本州、四国、九州、南西諸島;サハリン、シベリア、朝鮮半島、中国大陸、ベトナム。 |
生息状況 選定理由 |
県内の分布は局地的であり、群生が見られる環境は極めて少ない。既知生息地においても年々個体数が減少しており、生息が確認されなくなった場所も散見される。減少要因としては農薬や開発による生息地の減少のほか、管理不足による遷移の進行、外来種による影響が考えられる。 |
特記事項 | --- |
地方名 | --- |
撮影者:渡部晃平 執筆者: 渡部晃平