ミズスマシ
Gyrinus japonicus Sharp 【 ミズスマシ科 】
愛媛県カテゴリー
絶滅危惧2類(VU)
環境省カテゴリー
絶滅危惧2類(VU)
種の特徴 | 体長6.0〜7.5㎜。水面で生活する甲虫で、水面に落ちた昆虫類などを捕食する。止水性でため池、水田に生息し、河川緩流域や水路でも見られる。繁殖期には植物の表面に約20個の卵を産卵する。春季と晩夏季に集団で見られることが多く、初夏季には分散する。 |
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分 布 | 県内:松山市、伊予市、今治市、西条市、四国中央市、久万高原町、西予市、鬼北町、松野町、宇和島市、愛南町。 県外:北海道、本州、四国、九州。 |
生息状況 選定理由 |
かつては普通種として県内に広く生息していたが、生息環境の悪化により激減した。現在の分布は局地的で、かつてのように群生する生息地はごくわずかである。農薬、水質汚染、開発などにより全国的に減少しており、県内でも同様の傾向が見られる。 |
特記事項 | --- |
地方名 | --- |
撮影者:渡部晃平 執筆者: 渡部晃平