カワラバッタ
Eusphingonotus japonicus (Saussure) 【 バッタ科 】
愛媛県カテゴリー
絶滅危惧2類(VU)
環境省カテゴリー
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種の特徴 | 体長は♂25〜30㎜、♀40〜43㎜(翅端まで)。体色は河原の小石の色に似た灰色で、前翅および後脚腿節に黒色斑がある。後翅の中央部に半円状の黒褐色の帯があり、その内側は鮮やかな青色をしている。 |
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分 布 | 県内:西条市加茂川、東温市・松山市重信川、松山市石手川、大洲市肱川、久万高原町御三戸付近など。 県外:北海道、本州、四国、九州。 |
生息状況 選定理由 |
おもに河川の河原に生息している。ただし、河川から離れた採石場に生息している例や、住宅地の灯火に飛来したと考えられる採集例もある。東温市の重信川では現在も個体数は多いが、他の河川では減少しており、肱川や御三戸付近では近年確認されていない。重信川以外には上流部にダムが存在するという共通点があり、河川が氾濫することが少なくなったことが個体数減少の要因と考えられる。 |
特記事項 | 日本固有種。 |
地方名 | --- |
撮影者:小川次郎 執筆者: 小川次郎