シャープツブゲンゴロウ
Laccophilus sharpi Régimbart 【 ゲンゴロウ科 】
愛媛県カテゴリー
絶滅危惧1類(CR+EN)
環境省カテゴリー
準絶滅危惧(NT)
種の特徴 | 体長3.5〜4.2㎜。体型は逆卵形で、背面には波状の縦条線が見られる。止水性のゲンゴロウでため池、湿地、水田などに生息する。 |
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分 布 | 県内:松山市、松前町、伊予市、愛南町。 県外:北海道、本州、四国、九州、南西諸島;台湾島、東南アジア、インド、ネパール、イラン、サウジアラビア、オーストラリアなど。 |
生息状況 選定理由 |
かつては全国的に普通に生息していた種であるが、県内における近年の確認例はない。生息が確認されていた伊予市のため池では、環境がほとんど変わっていないにも関わらず、十年以上発見されていない。減少要因については不明点が多いが、県内に生息するツブゲンゴロウ属の中でも特に減少傾向が著しく、開発、農薬、水質汚染などによる生息環境の悪化が関係するものと考えられる。 |
特記事項 | 本種は全国的に激減している。 |
地方名 | --- |
撮影者:渡部晃平 執筆者: 渡部晃平