アオヘリアオゴミムシ
Chlaenius praefectus Bates 【 オサムシ科 】
愛媛県カテゴリー
絶滅危惧1類(CR+EN)
環境省カテゴリー
絶滅危惧1A類(CR)
種の特徴 | 体長16.5〜17㎜。頭部と前胸背板は緑銅または赤銅色の光沢がある。上翅は黒色で、基部と側縁部に美しい緑色光沢の縁取りがある。一見スジアオゴミムシに類似するが、本種のほうが小型である。水田や河川敷の湿地環境に生息する。 |
---|---|
分 布 | 県内:松山市。 県外:本州、四国、九州、琉球;台湾島、中国大陸、東南アジア。 |
生息状況 選定理由 |
全国的に減少している種類であり、愛媛県では1949年に樽味の水田脇のライトトラップで採集されたものが最後の記録である。愛媛県下では絶滅してしまった可能性が高い。1960年代の強力な農薬の乱用や、河川や湿地環境の開発・湿田の乾田化が減少要因と考えられる。 |
特記事項 | --- |
地方名 | --- |
撮影者:酒井雅博 執筆者: 酒井雅博、岡野良祐