オオウスバカゲロウ
Heoclisis japonica (MacLachlan) 【 ウスバカゲロウ科 】
愛媛県カテゴリー
絶滅危惧1類(CR+EN)
環境省カテゴリー
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種の特徴 | 日本産ウスバカゲロウ類のうちで最も大型の種で、成虫の体長は40㎜程度、前翅長は56㎜程度。幼虫はクリーム色の体色で終齢幼虫の体長(大顎を除く)は20㎜に達する。良好な海岸砂丘に生息しており、砂の表面下で巣穴を掘らずに餌を待ち伏せしている。 |
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分 布 | 県内:松山市。 県外:北海道、本州、四国、九州、種子島;朝鮮半島、中国大陸。 |
生息状況 選定理由 |
1940〜1950年代にかけて、松山市周辺で採集された標本が残されている。近年の採集例が全くなく、絶滅の可能性が示唆されている(吉富ほか、2013)。 |
特記事項 | 四国では香川県に現存産地が1地点のみ知られる。 |
地方名 | --- |
撮影者:吉富博之 執筆者: 吉富博之