ホッケミズムシ
Hesperocorixa distanti hokkensis (Matsumura)【 ミズムシ科 】
愛媛県カテゴリー
絶滅危惧1類(CR+EN)
環境省カテゴリー
準絶滅危惧(NT)
種の特徴 | 体長9.5〜10.8㎜。植物の豊富な池沼に生息する。近似種のオオミズムシとは、前脚跗節や、後胸腹板剣状突起の形状を比較することで識別できる。 |
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分 布 | 県内:今治市、松山市、久万高原町。 県外:本州(山形県以南)、淡路島、四国、九州;朝鮮半島、中国大陸、ロシア極東。 |
生息状況 選定理由 |
2001年に今治市のため池で確認されたのが県内最新の記録である。生息環境となる水生植物の豊富な池沼が開発により減少しているほか、農薬、水質汚染などにより生息地が激減したものと考えられる。 |
特記事項 | 同属のオオミズムシ、ナガミズムシに類似しているため同定には注意を要する。 |
地方名 | フウセンムシ |
撮影者:渡部晃平 執筆者: 渡部晃平、武智礼央