シラヌイハゼ
Silhouettea dotui （Takagi, 1957) 【 スズキ目 ハゼ科 】
愛媛県カテゴリー
情報不足(DD)
環境省カテゴリー
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| 種の特徴 | 全長4㎝。体は側扁して長く、頭部でやや縦扁する。体色は淡色で、頭部、背部を中心に不規則な褐色斑が散在する。臀鰭は縁部に向かって暗色味が強い。同所的に生息するヒメハゼに似るが、目が吻端近くにあること、臀鰭基底が第2背鰭基底より長いことで区別できる。河口沿岸から広がる砂質ないし砂泥質の前浜干潟に生息する。 |
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| 分 布 | 県内：伊予市、西条市。 県外：青森県〜長崎県。 |
| 生息状況 選定理由 |
通常海域で採集され、河川内で見かけることは少ないが、陸水の影響を受ける干潟に生息し、周囲に河川のない海域沿岸ではあまり見られないことから、陸水との繋がりが生息条件のひとつと考えられるため、淡水魚に含めて評価した。日本からのみ知られ、出現地点は干潟を中心に不連続である。県下ではヒメハゼに混じってごく稀に採集される程度であり、沿岸域における埋立や改修によって生息可能な範囲は狭められていると予想される。県下全域での生息・分布状況が明らかでないため情報不足とした。 |
| 特記事項 | --- |
| 地方名 | --- |
撮影者：清水孝昭 執筆者： 清水孝昭
