ニホンスッポン
Pelodiscus sinensis （Wiegmann, 1835) 【 スッポン科 】
愛媛県カテゴリー
情報不足(DD)
環境省カテゴリー
情報不足(DD)
| 種の特徴 | 甲長200〜350㎜。甲羅は扁平し、他のカメ類のように鱗板がなく、柔らかな皮膚に覆われている。鼻孔の先端は突出し、肉質の口唇をもつ。背面や背甲はオリーブ色から灰色、暗色の不規則な斑紋を有する。みずかきはよく発達している。雄の尾は雌に比べて、長く太い。河川、沼、低湿地に生息し、主に水生動物を捕食する。 |
|---|---|
| 分 布 | 県内：県内一帯（主に平野部、低地部）。 県外：本州、四国、九州、沖縄；台湾島、中国大陸、ベトナム北部、朝鮮半島など。 |
| 生息状況 選定理由 |
食用にするため、人為的に持ち込まれたという説があるが、その実態はよくわかっていない。現在では興居島、大三島、肱川、松山、津島、宇和などには確実に生息、定着している。情報不足の理由としては、他のカメ類と異なり、上陸することが少なく、水底に潜んでいることが多いため発見しにくい点があげられる。移入個体の有無や分散、生態など正確な状況は調査されていない。 |
| 特記事項 | --- |
| 地方名 | すっぽん |
撮影者：田辺真吾執筆者： 岡山健仁・田邊真吾
