コミミズク
Asio flammeus flammeus 【 フクロウ科 】
愛媛県カテゴリー
準絶滅危惧(NT)
環境省カテゴリー
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種の特徴 | 全長37〜39㎝。全身が淡い褐色で茶褐色の斑がある。目の周囲は黒く光彩は黄色い。 |
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分 布 | 県内:西条市・松山市・松前町・伊予市・西予市の平野部の広い農耕地。 県外:日本各地で越冬。国外ではユーラシア大陸の亜寒帯以北で繁殖し、インド、東南アジア、中国大陸、朝鮮半島、アフリカ大陸北部で越冬。 |
生息状況 選定理由 |
県内には冬鳥として渡来し、毎年観察されているが、越冬個体数は10羽未満と推定される。広い農耕地のうち、農耕地や隣接する場所に高茎草本の茂る環境が存在する場所でのみ観察されていることから、このような環境を餌場やねぐらとして利用していると考えられる。圃場整備の整備区域内にコミミズクが継続して渡来している場合には、十分な調査を行い、高茎草本の茂る環境を保存、創出する工夫が必要である。 |
特記事項 | --- |
地方名 | --- |
撮影者:十亀茂樹 執筆者: ---