タゲリ
Vanellus vanellus 【 チドリ科 】
愛媛県カテゴリー
準絶滅危惧(NT)
環境省カテゴリー
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種の特徴 | 全長28〜31㎝。上面は紫色・赤色・緑色を帯びた金属光沢のある黒色で、光の当たり具合によって変化する。後頭に長く黒い冠羽。下面は白く、目の周囲に黒い縞があり、胸に黒帯がある。「ミュー」と鳴いて飛び立ち、ひらひらと飛翔する。 |
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分 布 | 県内:各地の河川や農耕地。 県外:本州から南西諸島で越冬。国外ではユーラシア大陸北部で繁殖し、インド北西部から中国大陸東部で越冬。 |
生息状況 選定理由 |
河川や水田などの農耕地に冬鳥として10月下旬頃渡来。1990年代には100羽を超える群れが観察されたこともあるが、2000年代以降は10羽以下の観察例が多く、地域によっては観察されない年もある。減少の原因は不明。水田では湿田を好む傾向があり、圃場整備により乾田化が進むと生息に適した環境が消失する。 |
特記事項 | --- |
地方名 | --- |
撮影者:末岡高則 執筆者: ---