クイナ
Rallus aquaticus indicus 【 クイナ科 】
愛媛県カテゴリー
準絶滅危惧(NT)
環境省カテゴリー
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種の特徴 | 全長28〜29㎝。全身が茶褐色で脇腹に白色と黒色の縞模様がある。嘴は赤橙色で、顔から胸にかけて灰色がかる。脚は赤褐色。 |
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分 布 | 県内:河川や休耕田、溜め池などの草が茂る環境。 県外:北海道や東北地方で繁殖し、関東以南の本州から南西諸島で越冬。国外ではユーラシア大陸北東部で繁殖し、ユーラシア大陸東部や朝鮮半島で越冬。 |
生息状況 選定理由 |
冬鳥とされるが、6月と8月を除き観察記録がある。四国の野鳥誌(1982)には、「川辺に珍しくない」とある。1990年代には5〜10箇所で観察されていたが、2000年代には1〜6箇所となった。警戒心が強く、開けた環境に姿を現すことが少ない。河川改修により草の茂る水辺が減少することで越冬環境が失われている。国内での生息状況はよく分かっていないが、近畿地区では減少しているとされる。 |
特記事項 | --- |
地方名 | --- |
撮影者:十亀茂樹 執筆者: ---