ツバメチドリ
Glareola maldivarum【 ツバメチドリ科 】
愛媛県カテゴリー
絶滅危惧2類(VU)
環境省カテゴリー
絶滅危惧2類(VU)
種の特徴 | 全長23〜24㎝。雌雄同色。成鳥の体は全体的に灰褐色で、のどの周りと目先が黒い。嘴の基部は赤い。飛翔時、腰の白色が目立つ。地上で営巣する。 |
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分 布 | 県内:各地の河川中流域や河口、農耕地。 県外:関東以西の本州から南西諸島にかけて旅鳥として渡来し、局地的に繁殖。インドから中国大陸東部で繁殖し、中国大陸南部、東南アジア、オーストラリアで越冬。 |
生息状況 選定理由 |
旅鳥または夏鳥として渡来。4月下旬から10月上旬にかけて観察記録がある。1989年に中山川で、1996年と1998年に重信川でそれぞれ繁殖が確認されている。県内での繁殖はまれで、おもに旅鳥と思われる。渡来する個体数は1995年頃からやや減少しており、1980〜1990年代は1羽から7羽が観察されていたが、2000年代は1羽から4羽になっている。観察される頻度も2000年以降、大きく減少している。 |
特記事項 | --- |
地方名 | --- |
撮影者:秋山勁三執筆者: ---