クマタカ
Spizaetus nipalensis orientalis【 タカ科 】
愛媛県カテゴリー
絶滅危惧1類(CR+EN)
環境省カテゴリー
絶滅危惧1B類(EN)
種の特徴 | 全長雄70〜75㎝、雌77〜83㎝。翼開長140〜165㎝。上面は暗灰褐色で翼と尾には明瞭な黒色横帯がある。トビよりやや大きく、翼幅が広くて精悍。餌はノウサギやムササビ、リスなどの哺乳類、ヤマドリやアオバトなどの鳥類、ヘビなどの爬虫類、両生類など。 |
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分 布 | 県内:低山から石鎚山系の森林まで幅広く分布。 県外:北海道から九州に周年生息。 |
生息状況 選定理由 |
4〜5㎞程度の距離で縄張りを形成し、季節による移動をせず、10〜20㎢程度の林に通年生息する。自然林の伐採やスギ・ヒノキ植林地の拡大による餌動物の減少、繁殖環境の喪失。林道開設による繁殖林の喪失や人の接近、森林環境の変化による影響も大きい。行動圏で餌を確保できる豊かな生態系に恵まれた環境が必要。 |
特記事項 | 本亜種は種の保存法に定める国内希少野生動植物種。 |
地方名 | --- |
撮影者:井上勝巳執筆者: ---