クロツラヘラサギ
Platalea minor【 トキ科 】
愛媛県カテゴリー
絶滅危惧1類(CR+EN)
環境省カテゴリー
絶滅危惧1B類(EN)
種の特徴 | 全長73〜81㎝。ヘラサギに似て平たく先端の丸いしゃもじ形の嘴を持つ。体はヘラサギよりやや小さい。嘴は全体が黒く、目先は幅広く黒い皮膚が裸出する。干潟や水田、溜め池などでヘラサギと同様に嘴を水中に入れて左右に振りながら魚類や甲殻類などを捕食する。 |
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分 布 | 県内:加茂川・中山川・重信川・僧都川・蓮乗寺川の各河口およびその周辺。溜め池への飛来記録もある。 県外:おもに九州で越冬。国外では中国大陸北東部や朝鮮半島の南西部の一部で繁殖し、中国大陸南東部、東南アジア、台湾島で越冬。 |
生息状況 選定理由 |
数少ない旅鳥または冬鳥として渡来する。近年は数年おきに河口部などで冬季に記録されており、いずれも単独か2羽までの記録である。4〜6月に渡りの途中と思われる個体の記録もある。世界的に繁殖地が局地的であり個体数は1600羽と推定されている。 |
特記事項 | --- |
地方名 | --- |
撮影者:片岡 豊執筆者: ---