クロホオヒゲコウモリ
Myotis pruinosus【 ヒナコウモリ科 】
愛媛県カテゴリー
絶滅危惧2類(VU)
環境省カテゴリー
絶滅危惧2類(VU)
種の特徴 | 前腕長30〜35㎜、頭胴長37〜45㎜、尾長31〜40㎜、体重3〜5 g。毛色は背面が黒色で、毛先が灰色から白っぽい差し毛が混じる。腹面は茶色がかった濃い灰色。日中のねぐらは見つかっておらず詳細は不明である。確認例は少ないが、海岸に近い森林から山地の森林まで、さまざまな標高で見つかっている。 |
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分 布 | 県内:久万高原町 (旧面河村、旧柳谷村)、久万高原町。 県外:本州、四国、九州。 |
生息状況 選定理由 |
県内では1969年に面河渓、1974年に久万高原町 (旧柳谷村) 日浦洞での記録があり、それ以後近年まで生息の情報が得られていなかったが、2012年と2013年に面河渓と石鎚山系で再確認された。県内での生息確認地が限られ、生息適地も少ない為、絶滅が危惧される。 |
特記事項 | 日本固有種。 |
地方名 | --- |
撮影者:渡邊和哉 執筆者: 宮本大右