オオカミ
Canis lupus Linnaeus 【 イヌ科 】
愛媛県カテゴリー
絶滅(EX)
環境省カテゴリー
絶滅(EX)
種の特徴 | 頭胴長95〜114㎝、尾長30㎝。イヌの頭骨とは、吻部の凹度が小さいこと、裂肉歯が大きいことなどで区別できる。群れでシカやイノシシを捕食していたと思われる。 |
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分 布 | 県内:不明。 県外:種としては、ユーラシア中・北部や北アメリカ。亜種ニホンオオカミは、本州、四国、九州。 |
生息状況 選定理由 |
かつては愛媛県にも生息していたとされる。江戸時代後期から明治時代初期に、松山市北梅本町駄馬で捕獲されたとされる個体の頭骨が愛媛県総合科学博物館に保管されているのみであり、その後の記録はない。本州では、1905年に奈良県鷲家口で捕獲された若いオスを最後に本亜種と確認できる個体の記録はない。 |
特記事項 | 本県に生息していたとされるのは亜種ニホンオオカミ(C.l. hodophilax)で日本固有亜種。 |
地方名 | やまいぬ |
撮影者:愛媛県総合科学博物館所蔵・写真提供 執筆者: 宮本大右