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サトイモ‘愛媛農試V2号’の省力化安定生産技術マニュアルについて
サトイモ‘愛媛農試V2号’の省力化安定生産技術マニュアル
はじめに
愛媛県は、サトイモの出荷量(R5年実績:8500t)全国第4位の産地を有し、水田営農における高収益品目として、県オリジナル品種‘愛媛農試V2号’の生産振興に取り組んでいます。
一方、サトイモの栽培管理では、「土入れ」や防除といった夏場の高温時に重労働を要する作業が多くあります。本県でも2015年にサトイモ疫病が初確認されたことで薬剤散布回数が大幅に増加し、生産者の労働負荷が増大しています。加えて、サトイモの土壌伝染性病害の1つである乾腐病が各産地で多発傾向にあり、収量低下の主要因の1つとなっています。こうした状況がサトイモの新規導入や規模拡大を図ろうとする生産者の障壁となっており、管理作業の省力化や乾腐病の防除対策の確立が喫緊の課題となっています。
この度、各種作業の機械利用による省力化や乾腐病対策のための防除技術を検討した成果をマニュアルにまとめました。
愛媛県の更なるサトイモ生産振興の一助になれば幸いです。
一方、サトイモの栽培管理では、「土入れ」や防除といった夏場の高温時に重労働を要する作業が多くあります。本県でも2015年にサトイモ疫病が初確認されたことで薬剤散布回数が大幅に増加し、生産者の労働負荷が増大しています。加えて、サトイモの土壌伝染性病害の1つである乾腐病が各産地で多発傾向にあり、収量低下の主要因の1つとなっています。こうした状況がサトイモの新規導入や規模拡大を図ろうとする生産者の障壁となっており、管理作業の省力化や乾腐病の防除対策の確立が喫緊の課題となっています。
この度、各種作業の機械利用による省力化や乾腐病対策のための防除技術を検討した成果をマニュアルにまとめました。
愛媛県の更なるサトイモ生産振興の一助になれば幸いです。