本文
「健康増進課」スマートフォン健康アプリを活用したウォーキングイベントに関する知事記者発表の要旨について
【記者発表資料】
スマートフォン健康アプリを活用したウォーキングイベントについて [PDFファイル/677KB]
日程:令和6年10月24日(木曜日)11:18~11:26
場所:知事会議室
(時事通信(幹事社))
それでは、次にスマートフォン健康アプリを活用したウォーキングイベントについて発表をお願いします。
(知事)
はい、この画面も使いながら説明をさせていただきたいと思います。昨年度までは、このアプリ、国民健康保険加入者を対象に運用してまいりました。その名は「kencom(ケンコム)」でございます。
当初アプリの登録者、だいたい国民健康保険加入者が30万人で、こうしたアプリというのは、原課に聞くと1パーセントを超えたらだいたい良しとするようなマーケットなのですけども、2パーセントの7000人を目標にしておりましたがそれを上回る7353人に達しました。利用者の1日当たりの平均歩数がこのことによって増加するなど、一定の効果が確認できましたことから、今回、県民の皆さんの全体の健康づくりを一層促進するため、9月26日から国民健康保険の加入者に限定することなく、対象を19歳以上の全ての県民の皆さんに拡大して、運用を開始しております。
このアプリには、ウォーキングイベントの案内、また公共の運動施設やウォーキングコースをアプリ内のデジタルマップで表示するほか、年齢や性別等の個人の属性を踏まえた健康づくり関連記事の配信や、歩数等に応じてポイントを貯めて、デジタルギフトが当たる抽選に参加できるものとなっています。
県ではこのアプリを多くの県民の皆さんに楽しみながら継続的に健康づくりに取り組んでいただきますよう、利用者を増やしていきたいと考えておりまして、その結果、健康寿命の延伸に結び付けていくことができればと願っております。
来月の11月1日からこのアプリを活用したウォーキングイベント「みんなで歩活2024秋」および「四国対抗戦」こうしたイベントを開催いたしますのでお知らせいたします。
まず、「みんなで歩活」は、アプリ登録者向けに開催するウォーキングイベントで、参加者には特典として先ほど触れましたアプリ内のポイントを追加で付与することとしております。
今月末までエントリーを受け付けまして、イベントの期間は11月1日から11月30日の1カ月間でございます。
県民の皆さんにはこの健康アプリ「kencom」をダウンロードしていただきまして、奮ってご参加いただけたらというふうに思います。
次に四国対抗戦についてでございます。
これは昨年度から四国4県が連携して開催しているウォーキングイベントで、各県が提供している健康アプリ、これ仕様は異なるのですけども、歩数の比較ができることになっています。ですからこの歩数の比較で対抗戦をやるということでございまして、それぞれのアプリでこちらは11月1日から11月15日までの間、1日平均の歩数を競うものでございます。
本県では先ほど説明した「みんなで歩活」にエントリーされた方が、四国対抗戦には自動でエントリーされる仕組みとしております。11月1日から11月15日までの15日間の平均歩数が1日8000歩以上あった方の中から抽選で100名の方に500円分のデジタルギフトをプレゼントするイベントでございます。
ちなみに昨年度は4県中、愛媛県は2位の結果でありましたので、今年度はぜひ1位を目指したいと考えており、多くの県民の皆さんにエントリーしていただき、ご自身の健康につながりますので、積極的にウォーキングに取り組んでいただきたいと思います。
ウォーキングは世代を問わずいつでもどこでも気軽に始めることができます。スポーツの秋におすすめの運動です。ウォーキングイベントのエントリー期限は一週間後の10月31日となっておりますので、積極的にエントリーいただきますようお願い申し上げます。
以上です。
(時事通信(幹事社))
ただいまの発表事項に関しまして、質問のある社はお願いします。
(NHK)
NHKです。今のアプリの件ですけども目標の19歳以上になったということでアプリの利用者の目標数だとか、何かターゲットだとかそういったものがあればお伺いします。
(保健福祉部長)
今年度から8年度までの3年間で約10万人の方に登録いただけることを目標としております。この10万人の目標なんですけれども、健康寿命が比較的高い大分県がですね、このような健康アプリを先行してやっておりまして、こちらの方は約8万人登録されておりますので、これを超える登録者を目標としているものでございます。
(愛媛新聞)
すいません。愛媛新聞です。3年間で10万人の目標ということなんですけれども現在ユーザーが7000人ぐらいで、残りを3年間でどうやって積み上げていこうとしてらっしゃるのか。この四国対抗戦なるものを毎年やっていくのか、そのあたりはいかがでしょうか。
(保健福祉部長)
かなり高い目標だとは承知をしております。先ほど知事からもご説明がありました通り、まず国民健康保険の加入者を対象に始めましたアプリですけれども、一応目標の7000人を達成したということで、今後はですねその他の健康保険、健保組合、とかの方にも広く事業者や保険者を通じて周知をすることで、できる限り目標に近づけるようにですね、頑張っていきたいというふうに考えております。
(NHK)
たびたびすいません。NHKです。今こういう健康アプリって、官民問わず本当にいろんな種類があって、多くのものあると思うんですけども、そういった民間のものだとかの連携だとか、ていうのが、なんか検討としてあるんでしょうか。増やすというところも含めてなんですけども。
(保健福祉部長)
今、県の方で使っておりますこのkencomなんですけれども、この事業者が提供しているこのアプリが今全国で約68万人活用されております。
これからはですね、例えば健診データ、それぞれ個人の健診データと連携をしてですね、個人ごとの生活習慣病のシミュレーションがですね、できるような活用の仕方でありますとか、もしくは先ほど言われていましたその他のアプリとの連携、こうしたことも今後、検討していきたいというふうに考えております。
※議事録については、読みやすさや分かりやすさを考慮し、発言の趣旨等を損なわない程度に整理しております。