本文
平成13年度再評価(第1回) 再評価個表(NO.1から5)
再評価個表No.1
|
No.1 |
事業主体 |
中山町 |
|||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
事業名 |
林道開設事業 |
施設名・工区名等 |
陣ヶ森線(じんがもり) |
事業箇所 |
伊予郡中山町大字中山(重藤~下平村地区) |
|||||||||||
事業内容 |
事業の目的(必要性及び期待される効果) |
本路線の利用区域内森林は全てが民有林で、その大部分が間伐時期をむかえた人工林となっていることから、林道の整備によって、効率的な森林施業が行なわれ、生産コストの削減につながる。より間伐等の推進が可能である。 |
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実施内容 |
全体計画延長:2,400m 全幅員:4.0m |
|||||||||||||||
上位計画・関連事業等 |
今治松山地域森林計画、中山町過疎地域自立促進計画 |
|||||||||||||||
その他 |
--- |
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事業の進捗状況 |
事業採択 |
H8年 |
用地着手 |
--- |
工事着手 |
H8年 |
完成予定 |
H16年 |
||||||||
全体事業費(うち用地費) |
390百万円(-百万円) |
H12末投資事業費(うち用地費) |
270百万円(-百万円) |
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|
区分 |
全体計画 |
H8~H12出来高 |
H12年度末現在推捗率 |
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事業費 |
390百万円 |
270百万円 |
69% |
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開設延長 |
2,400m |
1,804m |
75% |
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これまでの整備による効果等 |
既開設区間から林内作業車道が新設され、除間伐が実施されている。また、林道沿線が特用林産(椎茸)の林業用施設として活用されている。 |
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再評価の実施理由 |
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事業採択後、5年以上経過した為。 |
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未着工または事業が長期化している理由、社会情勢の変化等 |
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全幅員4mの林道新設工事のため施工効率が悪く、1年間の施行延長に限度があるために工事期間を平成8年度から平成16年度の9年間として計画している。 |
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地域・関係機関等の状況 |
|
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地域住民の林道開設に対する期待は大きく、全面的な協力体制のもとで事業をすすめている。 |
費用対効果分析【B/C=1.10】
C:総費用=343.197百万円
- 建設費 338.200
- 維持管理費 4.997
B:総便益=377.668百万円
- 木材生産等経費縮減効果、木材利用増進効果、木材生産増進効果、森林整備増進効果(公益的機能向上効果)、一般交通効果等
※平成8年度を基準年とした。
※金額は、社会的割引率を考慮して算出した金額
※詳細は、別紙「費用対効果分析内訳表」参照
今後の方針・見通し
本事業を『継続』とする。
当事業は、工事着手から5年経過時点で進捗率(延長)75%となっており、順調に推移している。
今後も、計画期間内での完了に向けて順調な進捗が見込まれる。
その他
中山町は、総面積の64%が森林であり、大部分が除間伐の早急に必要な時期に達しているが、近年の木材価格の低迷や、労働力の激減などにより、山林は放置され、荒廃しつつある。
しかし、森林の経済的機能と公益的機能の維持のためには、人工林の間伐が急務となっており、そのコスト削減には林道が必要不可欠である。
当該林道の利用区域内森林面積58ヘクタールのうち、6~9齢級(31年生~45年生)の搬出を必要とする要間伐林分は35ヘクタールであり、森林所有者はこの林道の完成を待ち望んでいる。
年度 |
事業費(千円) |
完成延長(m) |
推捗率(%) |
備考 |
|
---|---|---|---|---|---|
事業費 |
延長 |
||||
8 |
30,000千円 |
191.5m |
|
|
|
9 |
30,000千円 |
250.8m |
|
|
|
10 |
80,000千円 |
611.0m |
|
|
|
11 |
50,000千円 |
287.5m |
|
|
|
12 |
80,000千円 |
462.8m |
|
|
|
小計 |
270,000千円 |
1,803.6m |
69.2% |
75.2% |
|
13 |
40,000千円 |
150.0m |
|
|
予定 |
14 |
20,000千円 |
100.0m |
|
|
〃 |
15 |
30,000千円 |
170.0m |
|
|
〃 |
16 |
30,000千円 |
176.4m |
|
|
〃 |
小計 |
120,000 |
596.4m |
30.8% |
24.8% |
|
合計 |
390,000千円 |
2,400.0m |
100.0% |
100.0% |
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再評価個表No.2
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No.2 |
事業主体 |
双海町 |
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---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
事業名 |
林道開設事業 |
施設名・工区名等 |
大久保鳥越線 |
事業箇所 |
伊予郡双海町串 |
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事業内容 |
事業の目的(必要性及び期待される効果) |
本林道の利用区域内森林の約60%が人工林で、森林施業を必要としており、林道の整備により森林施業(間伐等)のコスト削減を図り適切な施業を実施することで、森林資源の質的充実とその有効利用さらには森林の有する公益機能の高度発揮が期待される。 |
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実施内容 |
全体延長 4,200m 全幅員:4.0m |
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上位計画・関連事業等 |
今治松山地域森林計画、双海町過疎地域自立促進計画、双海町森林整備計画 |
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事業の進捗状況 |
事業採択 |
H8年 |
用地着手 |
--- |
工事着手 |
H8年 |
完成予定 |
H22年 |
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全体事業費(うち用地費) |
650百万円(-百万円) |
H12年度末現在 投資事業費(うち用地費) |
180百万円(-百万円) |
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事業進捗状況 |
区分 |
全体計画 |
H8~H12出来高 |
H8~H12出来高 |
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事業費 |
650百万円 |
180百万円 |
28% |
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開設延長 |
4,200m |
1,066m |
25% |
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これまでの整備による効果等 |
開設済区間の間伐等が行われている。 |
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再評価の実施理由 |
|
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事業採択後、5年以上経過した為。 |
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未着工または事業が長期化している理由、社会情勢の変化等 |
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上記等の理由により、施工効率が悪く、また1年間の施工延長に限度があるため計画期間を平成8年度から平成22年度の15年間として計画している。 |
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地域・関係機関等の状況 |
|
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地域住民の林道開設に対する期待は大きく、全面的な協力体制のもとで事業を進めている。 |
費用対効果分析【B/C=1.41】
C:総費用=496.741百万円
- 建設費 488.000
- 維持管理費 8.741
B:総便益=703.136百万円
- 木材生産等経費縮減効果、木材利用増進効果、木材生産増進効果、造林作業経効果、森林整備増進効果(公益的機能向上効果)、一般交通効果 等
※平成8年度を基準年とした。
※金額は、社会的割引率を考慮して算出した金額
※詳細は、別紙「費用対効果分析内訳表」参照
今後の方針・見通し
本事業を『継続』とする。
工事着手後の平成8年度から平成12年度までの工事区間、及び今後3年程度は、急峻な地形が要因で構造物の必要区間が多いため、進捗率の伸びが悪いが、その後は山の上部に近いやや傾斜の緩やかな箇所の施工となり、また年間事業費の増により進捗率の伸びが期待でき、平成22年度の事業完了が見込まれる。
その他
双海町は、東南約16.5km・南北4.0kmの細長い地形のため、起伏の激しい急斜面の山地を形成し、総面積の68%が森林である。
長期の木材価格の低迷・担い手の不足、高齢化により、林業は危機的な状況にある。
しかし、林業の振興と森林の公益的機能の維持のためには、森林施業が急務となっており、そのコスト削減に林道は必要不可欠である。
当該林道の利用区域内森林247ヘクタールのうち、6~9齢級(30年~45年)の搬出を必要とする要間伐林分は93ヘクタールあり、森林所有者はこの林道の完成を待ち望んでいる。
年度 |
事業費(千円) |
完成延長(m) |
推捗率(%) |
備考 |
|
---|---|---|---|---|---|
事業費 |
延長 |
||||
8 |
30,000千円 |
174.0m |
|
|
|
9 |
30,000千円 |
190.0m |
|
|
|
10 |
40,000千円 |
266.1m |
|
|
|
11 |
40,000千円 |
196.7m |
|
|
|
12 |
40,000千円 |
238.8m |
|
|
|
小計 |
270,000千円 |
1,065.6m |
27.7% |
25.4% |
|
13 |
40,000千円 |
154.4m |
|
|
予定 |
14 |
40,000千円 |
230.0m |
|
|
〃 |
15 |
40,000千円 |
300.0m |
|
|
〃 |
16 |
50,000千円 |
350.0m |
|
|
〃 |
17 |
50,000千円 |
350.0m |
|
|
〃 |
18 |
50,000千円 |
350.0m |
|
|
〃 |
19 |
50,000千円 |
350.0m |
|
|
〃 |
20 |
50,000千円 |
350.0m |
|
|
〃 |
21 |
50,000千円 |
350.0m |
|
|
〃 |
22 |
50,000千円 |
350.0m |
|
|
〃 |
小計 |
470,000千円 |
3,134.4m |
|
|
|
合計 |
650,000千円 |
4,200.0m |
100.0% |
100.0% |
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再評価個表No.3
|
No.3 |
事業主体 |
長浜町森林組合 |
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---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
事業名 |
林道開設事業 |
施設名・工区名等 |
大杖熊の谷線(おおつえくまのたに) |
事業箇所 |
喜多郡長浜町大字白滝 |
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事業内容 |
事業の目的(必要性及び期待される効果) |
本林道の利用区域内森林のうち、スギ、ヒノキ等の人工林は53%となっているが、そのほとんどが間伐等の森林施業を必要としており、林道の整備により間伐等の推進が可能である。 |
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実施内容 |
全体計画延長:3,533m 全幅員:3.0m |
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上位計画・関連事業等 |
肱川地域森林計画 |
||||||||||||||||
その他 |
--- |
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事業の進捗状況 |
事業採択 |
H8年 |
用地着手 |
--- |
工事着手 |
H8年 |
完成予定 |
H17年 |
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全体事業費 (うち用地費) |
400百万円 (-百万円) |
H12末投資事業費 (うち用地費) |
170百万円 (-百万円) |
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事業進捗状況 |
区分 |
全体計画 |
H8~H12出来高 |
H12年度末現在推捗率 |
|||||||||||||
事業費 |
400百万円 |
170百万円 |
43% |
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開設延長 |
3,533m |
1,417m |
40% |
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これまでの整備による効果等 |
既開設区間において林内作業車道が新設され、除間伐等の実施及びほだ場の整備が進められている。 |
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再評価の実施理由 |
|
||||||||||||||||
事業採択後、5年以上経過した為。 |
|||||||||||||||||
未着工または事業が長期化している理由、社会情勢の変化等 |
|
||||||||||||||||
全幅員3mの林道新設工事のため施工効率が悪く、1年間の施行延長に限度があるために工事期間を平成8年度から平成17年度の10年間として計画している。 |
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地域・関係機関等の状況 |
|
||||||||||||||||
地域住民の林道開設に対する期待は大きく、全面的に協力的である。 |
費用対効果分析【B/C=1.12】
C:総費用=336.464百万円
- 建設費 329.100
- 維持管理費 7.364
B:総便益=379.163百万円
- 木材生産等経費縮減効果、木材利用増進効果、木材生産増進効果、森林整備増進効果(公益的機能向上効果)、副産物収入増大効果、一般交通効果等
※平成8年度を基準年とした。
※金額は、社会的割引率を考慮して算出した金額
※詳細は、別紙「費用対効果分析内訳表」参照
今後の方針・見通し
本事業を『継続』とする。
工事着手後の平成8年度から平成12年度までの工事区間は、急峻な地形が要因で構造物の必要な区間が多かったため、進捗率でみると多少数値の伸びが悪いが、今後は山腹の傾斜がやや緩い箇所での工事となるため、平成17年度の事業完了に向けて順調な進捗が見込まれる。
その他
長浜町は、総面積7,477ヘクタールのうち5,136ヘクタールが森林で、林野率は69%と高くなっている。また、古くからの椎茸生産の産地でもあり、特用林産に対する期待も高くなっている。
しかし、近年の木材価格の低迷や、担い手不足及び高齢化により危機的な状況にあるため、林道の開設によるコスト縮減、労働条件の軽減が必要不可欠となっており、森林所有者はこの林道の完成を待ち望んでいる。
年度 |
事業費(千円) |
完成延長(m) |
推捗率(%) |
備考 |
|
---|---|---|---|---|---|
事業費 |
延長 |
||||
8 |
30,000千円 |
277.5m |
|
|
|
9 |
30,000千円 |
214.8m |
|
|
|
10 |
30,000千円 |
213.4m |
|
|
|
11 |
50,000千円 |
374.7m |
|
|
|
12 |
30,000千円 |
336.6m |
|
|
|
小計 |
170,000千円 |
1,417.0m |
42.5% |
40.1% |
|
13 |
30,000千円 |
350.0m |
|
|
予定 |
14 |
40,000千円 |
400.0m |
|
|
〃 |
15 |
50,000千円 |
450.0m |
|
|
〃 |
16 |
50,000千円 |
450.0m |
|
|
〃 |
17 |
60,000千円 |
466.0m |
|
|
〃 |
小計 |
230,000千円 |
2,116.0m |
57.5% |
59.9% |
|
合計 |
400,000千円 |
3,533.0m |
100.0% |
100.0% |
|
再評価個表No.4
|
No.4 |
事業主体 |
久万町 |
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---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
事業名 |
林道開設事業 |
施設名・工区名等 |
きたじょう |
事業箇所 |
上浮穴郡久万町 大字西明神 |
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事業内容 |
事業の目的(必要性及び期待される効果) |
本林道の利用区域内森林は、80%以上が緊急に施業を必要とする人工林であり、林道の整備により間伐等の森林施業のコスト削減を図り、適切な施業を実施することで、森林資源の質的充実とその有効利用、さらには森林の有する公益的機能の高度発揮が期待される。 |
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実施内容 |
全体計画延長:2,500m 全幅員:3.0m |
||||||||||||||||
上位計画・関連事業等 |
中予山岳地域森林計画、久万町森林整備計画 |
||||||||||||||||
その他 |
--- |
||||||||||||||||
事業の進捗状況 |
事業採択 |
H8年 |
用地着手 |
--- |
工事着手 |
H8年 |
完成予定 |
H14年 |
|||||||||
全体事業費(うち用地費) |
220百万円(-百万円) |
H12末投資事業費(うち用地費) |
150百万円(-百万円) |
||||||||||||||
|
区分 |
全体計画 |
H8~H12出来高 |
H12年度末現在推捗率 |
|||||||||||||
事業費 |
220百万円 |
150百万円 |
68% |
||||||||||||||
開設延長 |
2,500m |
1,836m |
73% |
||||||||||||||
これまでの整備による効果等 |
開設済区間において、除間伐等が実施されている。 |
||||||||||||||||
再評価の実施理由 |
|
||||||||||||||||
事業採択後、5年以上経過した為。 |
|||||||||||||||||
未着工または事業が長期化している理由、社会情勢の変化等 |
|
||||||||||||||||
全幅員3mの林道新設工事のため施工効率が悪く、1年間の施工延長に限度があるために工事期間を平成8年度から平成14年度の7年間として計画している。 |
|||||||||||||||||
地域・関係機関等の状況 |
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||||||||||||||||
地域住民の林道開設に対する期待は大きく、全面的な協力体制のもとで事業をすすめている。 |
費用対効果分析【B/C=1.57】
C:総費用=199.449百万円
- 建設費 194.250
- 維持管理費 5.199
B:総便益=314.421百万円
- 木材生産等経費縮減効果、木材利用増進効果、木材生産増進効果、造林作業経費縮減効果、森林整備増進効果(公益的機能向上効果)等
※平成8年度を基準年とした。
※金額は、社会的割引率を考慮して算出した金額
※詳細は、別紙「費用対効果分析内訳表」参照
今後の方針・見通し
本事業を『継続』とする。
残計画1年で終点まで達する見込みであるため、久万町としても集中投資をし早期に当事業を完成させ、当該利用区域の森林資源の有効利用につとめたい。
その他
久万町では、総面積の約85%が森林であり、林業に対する関心が極めて高く、愛媛県、町村、森林組合等が流域林業の活性化について積極的に取り組み、町村の枠を越えた木材の生産から流通、加工に至るまでの一体連携を図るため大規模加工施設の整備等諸機能を拡充強化を進めている。この大規模加工施設への木材の安定供給、生産コストを低下させるためにも、林道開設は必要不可欠である。
当該林道の利用区域内森林82ヘクタールのうち、4~9齢級(16年生~45年生)の搬出を必要とする要間伐林分は約52ヘクタールであり、森林所有者はこの林道の完成を待ち望んでいる。
年度 |
事業費(千円) |
完成延長(m) |
推捗率(%) |
備考 |
|
---|---|---|---|---|---|
事業費 |
延長 |
|
|||
8 |
30,000千円 |
396.1m |
13.64% |
15.84% |
|
9 |
20,000千円 |
176.8m |
22.73% |
22.92% |
|
10 |
40,000千円 |
659.8m |
40.91% |
49.31% |
|
11 |
30,000千円 |
343.2m |
54.55% |
63.04% |
|
12 |
30,000千円 |
259.9m |
68.18% |
73.43% |
|
13 |
25,000千円 |
190.7m |
79.55% |
81.06% |
予定 |
14 |
45,000千円 |
473.5m |
100.00% |
100.00% |
〃 |
合計 |
220,000千円 |
2,500.0m |
100.00% |
100.00% |
|
再評価個表No.5
|
No.5 |
事業主体 |
愛媛県 |
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---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
事業名 |
水源森林 総合整備事業 |
施設名・工区名等 |
新宮南地区 |
事業箇所 |
新宮村 |
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事業内容 |
事業の目的(必要性及び期待される効果) |
生活水準の向上により、水需要が年々増加する一方、木材価格の長期低迷と山村における担い手の減少等、林業生産活動の長期的低迷から、水資源のかん養、国土保全等の機能が低下した森林が増加しているため、森林の機能回復、向上のため、水源地域の森林を保全整備する。 |
|||||||||||||||||
実施内容 |
森林整備 18ヘクタール 谷止工 21個等 |
||||||||||||||||||
上位計画・関連事業等 |
--- |
||||||||||||||||||
その他 |
--- |
||||||||||||||||||
事業の進捗状況 |
事業採択 |
H8年 |
用地着手 |
--- |
工事着手 |
H8年 |
完成予定 |
H14年 |
|||||||||||
全体事業費(うち用地費) |
773百万円(-百万円) |
投資事業費(うち用地費) |
605百万円(-百万円) |
||||||||||||||||
|
【進捗率:78.2%】〔H12年度末現在〕 |
||||||||||||||||||
これまでの整備による効果等 |
谷止工等による荒廃地の復旧整備により土砂流出防止が図られた。特に、平成11年の台風による倒木処理、流木防止対策等の防災対策が図られた。 |
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再評価の実施理由 |
|
||||||||||||||||||
着手から5年を経過するため |
|||||||||||||||||||
未着工または事業が長期化している理由、社会情勢の変化等 |
|
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新宮ダム(馬立取水堰)上流の荒廃渓流に渓間工(谷止工・床固工)を施工することにより土砂流出防止を図りるとともに、渓岸の山脚固定による森林の維持、また、荒廃森林については、本数調整伐・植栽等を行い複層林に誘導することによる水源かん養機能の向上等を図ることとしている。ただし、本地域は標高270mから1,300mと高低差が大きく急峻な地形となっていることから、当初から7年を持って整備する計画である。 |
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地域・関係機関等の状況 |
|
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本地域の中央を流れる1級河川馬立川下流には、新宮ダム馬立取水堰があり、新宮ダムへ水を供給している。新宮ダムは、治水のほか製紙工場への工業用水・川之江地区かんがい用水・発電所への用水供給を目的としている。また、地域内の各河川は、養魚場や農業用水のほか一部では飲料水として利用されており、新宮南地区の重要な水源となっている。このような状況の中で、上流の荒廃のため、台風等大雨の毎に、地域内では生活用水の濁水、取水堰では土砂の流入堆砂による取水機能の低下が問題となっており、荒廃渓流・森林の復旧が望まれている。 |
費用対効果分析【B/C=4.73】
C:総費用=685百万円
- 建設費 685百万円
B:総便益=3,239百万円
- 水源かん養便益 866百万円
- 環境保全便益 50百万円
- 災害防止便益 2,323百万円
当事業では、50年の評価対象期間における水源かん養便益、環境保全便益、災害防止便益で32億4千万円の効果に対し、減価償却計算した事業実施費用6億8千万円であるため、費用対効果は4.73となっている。
- 水源かん養便益:森林の状態が良好に保たれることによって、洪水防止、流域貯水、水質浄化に寄与する便益
- 環境保全便益:森林の状態が良好に保たれることによって、炭素固定、酸素供給、気候緩和、騒音低減等環境保全に寄与する便益
- 災害防止便益:治山事業を実施することによって、土砂災害被害を防止する便益
※平成8年度を基準年とした。
今後の方針・見通し
本事業を『継続』とする。
本事業は新宮ダム(馬立取水堰)上流の荒廃渓流を整備し、土砂の流出防止を図り、また、荒廃森林を整備し、水源涵養機能の向上と災害に強い森林を造成し、土砂災害を防止するために行う重要な事業であるため、今後とも継続したい。
また、地元の協力も得られ順調に進展しており予定どおり完了の見込み。
その他
過去の災害の実績
平成11年9月 台風16号豪雨により、渓流が荒廃したため谷止工を施工した。
森林整備の目的
過密となった森林で、林床植生が消滅し表土流出等の土壌浸食が進行し保水機能が低下している箇所について、本数調整伐(間伐)及び枝落としにより下層植生の健全な成長のための生育空間と光環境を確保し、林床植生の造成・回復により、土壌の流出を防止し、水源かん養機能の向上を図ることを目的としている。