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愛顔のえひめ(令和6年5月号)

ページID:0071530 更新日:2024年4月28日 印刷ページ表示

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自分の命は“自分”で守る!


近年の豪雨、異常だと思いませんか?
変わりつつある愛媛の雨「平成30年7月豪雨」以上の災害も!?

近年の豪雨、異常だと思いませんか?

地球温暖化の影響で大雨の発生確率が上昇!?

 記憶に新しい「平成30年7月豪雨」は、西日本の広い範囲で記録的な豪雨をもたらし、愛媛県にも甚大な被害を引き起こしました。また昨年8月には、東予で県内初の「※線状降水帯情報」が発表され、土砂災害や洪水の発生が危ぶまれました。今後も7月豪雨と同程度、またはそれ以上の規模の自然災害の増加が懸念されています。
 「近年の豪雨は異常。雨の降り方が変わってきているのではないか」と感じている方も多いはず。これらの豪雨は地球温暖化に伴う気温の上昇と水蒸気量の増加、つまり気候変動の影響であると考えられています。地球温暖化対策(温室効果ガス排出量削減)を取らなかったと仮定して、現在と21世紀末をシミュレーションした結果、50年に一度の大雨の発生回数は愛媛県の平均で約1.2倍に増加。大雨警報(土砂災害)の発令頻度は、約1.3倍になると予測されました。これは遠い未来の話ではなく、今、気象は確実に変わりつつあり、災害の危険は身近に迫っているのです。皆さん、今の備えで自分や家族の命は守れますか?
※発達した積乱雲が連なって線状に伸び、通過または停滞して大雨をもたらす現象



長期的には「激甚化」している!?

気象庁では、日本の雨の降り方の長期的な変化を監視するため、全国51地点で観測。明治34年(1901)以降の観測データを解析しています。
降水量200ミリ以上の年間日数の変化

日本の年間降水量では、統計的に有意な長期変化傾向はありません。一方で、日降水量1.0mm以上の日数(ほぼ等しい雨が降った日)は減少しており、全国の日降水量200mm以上の日数は、1901~2021年の121年間で増加しています。

集中豪雨など、短時間でより強い雨が増加!


風化させてはいけない! 「平成30年7月豪雨」の記憶
西日本を中心に、広域的かつ同時多発的に水害・土砂災害が発生したのが特徴。避難行動を促す情報が発令されていましたが、人的被害が多く発生。
平成30年7月豪雨の記憶

風水害の時期はもうすぐ
命を“守る”ために今から「備え」を!

命を“守る”ために今から「備え」を!

風水害の発生はある程度予測可能→「備え」が効く!

 雨の降り方が変わってきているとはいえ、風水害はある程度発生が予測できるもの。日頃から「備え」て、早めに「避難する」体制を整えておくことで被害を小さくすることは可能です。
 風水害が起こりやすい時期はもうすぐ。それまでに、防災グッズやハザードマップを準備・確認したり、家族で「マイタイムライン」を作成したりして、避難行動計画を見直しておきましょう。愛媛県では、防災情報をSNSやスマートフォンアプリ等で発信していますので、いざというときに活用できるよう、あらかじめ確認しておくといいでしょう。また万が一に備え、保険に加入しておくことも大切。防災は「自分の命は自分で守る(自助)」が基本です。今こそ「備え」を万全に!


風水害は日頃の備えで早めの非難
マイタイムラインのつくり方はコチラ

愛媛県が発信する防災情報をチェック!
「Yahoo!防災速報」を活用した防災アプリ<外部リンク>(外部サイトへリンク)
ポケット版みきゃんの防災グッズチェックリスト(外部サイトへリンク)

地震や水害に備えて保険に加入しよう

もしものときの速やかな生活再建には「自助」による保険の備えが重要です。
住宅再建にかかる費用
地震保険・水災(洪水・土砂災害等)補償は火災保険とセットで加入するもの。火災保険だけでは地震による火災等の損害は補償されません。
すでに加入している方も補償の対象・内容が十分かを見直しましょう。

Topics-1:「愛媛県防災公式Instagram」で情報発信中

1分でわかる防災公式Instagram
“1分でわかる”防災知識をお届け。備蓄品や防災グッズなど押さえておきたい基本的な情報から、「ローリングストック」「正常性バイアス」などトレンドワードまで幅広く網羅。地震・津波対策も掲載しています。
フォローしてください!<外部リンク>(外部サイトへリンク)


Topics-2:ハザードマップをいつも手元に

各市町が作成している「ハザードマップ」を参考に、自宅や職場のリスクを確認し、避難先を検討しましょう。ハザードマップは市町役場で配布しているほか、各市町のHPからダウンロードできます。
「ハザードマップポータルサイト」も参考に!<外部リンク>(外部サイトへリンク)



防災は、近所との助け合いと「平常時、何をしておくか」

防災は、近所との助け合いと「平常時、何をしておくか」
[注目ビト]
大洲市防災士会 副会長 田口(たのくち)地区自主防災組織 会長
武田 麗子(たけだ れいこ)さん(写真中央)
防災士仲間の大原一美さん(左)、茶家ユカリさん(右)とともに、田口地区の防災活動を推進している武田さん。“取り残される人ゼロ”を目指し、公民館活動に防災を組み込んだり、独自で「防災・避難カード」を作成したりと、細やかな点まで目を行き届かせながら、ご近所同士の「共助」の輪を広げています。

地域の小さな助け合いが大きな防災につながります


 私たちが防災士の資格を取得したきっかけは、平成30年7月豪雨。男性だけの避難所運営では、細かなところで配慮が足りないと感じたからです。私たち女性防災士が加わってからは、研修会で学んだことを地域の人たちへ伝え、防災訓練で実践するようになりました。例えば、公民館活動のゴミ拾いのついでに、みんなで危険箇所をチェックしながら歩いたり、近所で避難行動要支援者を含む2、3人のグループをつくっておき、5段階の警戒レベルで「3」が出たら、あらかじめ決めておいた集合場所にグループ単位で来てもらい、みんなで避難場所へ向かう体制を整えたりしています。また田口地区では、家族の名前や連絡先、持病などを書き込んだ「防災・避難カード」を携帯し、「取り残されている人はいないか」を瞬時に把握できるよう独自に取り組むなど、災害弱者のいない地域づくりを目指しています。
 防災グッズを準備するなど「自助」が整ったら、次は「共助」。それには、平常時からご近所との顔が見えるコミュニケーションが欠かせません。ご近所単位での小さな見守りや助け合いが防災力の向上につながります。これは、梅雨の時期を前にした今こそやっておくべきこと。防災リーダーの皆さん、今一度、体制の見直しをしておきましょう!



  • 問い合わせ:防災危機管理課
  • 電話:089-912-2335


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