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愛媛県地震被害想定調査結果(最終報告)について
平成25年6月に公表した「愛媛県地震被害想定調査結果(一次報告)」における最大クラスの震度分布・津波浸水想定等を基に、人的・物的・経済等の被害を推計しました。
また、耐震化等の対策を講じることによって被害を軽減できる「減災効果」についても、併せて推計をしました。
公表の目的
本県に最大クラスの被害をもたらす地震の規模や人的、物的被害等の状況を明らかにすることにより、県や市町の地震防災・減災対策の基礎資料とし、事前の予防対策や地震発生後の応急活動体制の強化を図るためのものです。
併せて、具体的な被害軽減効果をお示しすることにより、県民の皆様に、防災・減災に係る意識をお持ちいただくことで、自助・共助の取り組みを促進していくものです。
防災・減災の基本的な考え方と今後の方針
巨大地震が発生すれば、これまでに経験したことがない規模の被害を受けることになりますが、耐震化や早期避難等、対策を講じることによって被害は激減することを十分理解し、平時からしっかり備えていただくことが必要です。
施設等や経済的な被害については、被害ゼロを目標にすることは現実的でなく、被害の拡大を少しでも抑えることができるよう、各々が対応できることを見極め備えておくことが重要です。
今後、本被害想定結果を踏まえ、県と市町で構成する「広域防災・減災対策検討協議会」において、広域防災活動要領や人的被害等を軽減する減災プログラムの作成を検討するなど、被害想定の総合的な検証を行うことにより、県と市町が「チーム愛媛」として、より緊密な連携体制を構築し、南海トラフ巨大地震への備えを強化してまいります。
公表資料
※ファイルサイズが大きいものがありますので、ダウンロードの際には注意してください。
報道発表資料[PDFファイル/560KB]
最終報告書
第6編 屋外転倒、落下物の発生[PDFファイル/126KB]
第12編 経済被害(直接被害)[PDFファイル/491KB]