死亡野鳥を見つけたら＞＞野鳥における鳥インフルエンザについて

ページID：0017896 更新日：2024年12月26日印刷ページ表示

死亡野鳥について

野鳥は様々な原因で死亡します。餌が採れずに衰弱したり、環境の変化に耐えられず死んでしまうこともあります。
死亡した野鳥を見たら、素手で触らないでください。自然界で生きている野生の鳥は、細菌や寄生虫など病原体があることがあり、人の体に感染することを防止することが重要です。
野鳥が死んでいても直ちに鳥インフルエンザを疑う必要はありません。また、病原性鳥インフルエンザウイルスは、感染した鳥との濃密な接触など特別な場合を除き、通常では人に感染しないと考えられています。過度に心配する必要はありません。

高病原性鳥インフルエンザ疑い個体や疑似患畜が確認された場合、環境省が野鳥監視重点区域（鳥インフルエンザウイルスが確認された地点から半径10km圏内）を指定しています。

現在、県内では、下記のとおり、野鳥監視重点区域が指定されています。

野鳥監視重点区域では、野鳥の大量死や異常等への監視を強化します。

また、野鳥監視重点区域内における死亡個体や衰弱個体の早期発見、野鳥でのウイルスの感染範囲の状況把握等を目的に、「鳥類生息状況等調査」として、渡り鳥飛来状況・鳥類相調査（野鳥の種、数等）及び大量死や異常の有無の調査を実施しています。

県内野鳥監視重点区域の指定状況
No.	指定理由	区域	指定日	解除予定日	鳥類生息状況等調査結果	備考
1	家きん 1例目	西条市の一部、今治市の一部	令和6年12月10日（火曜日）	令和7年1月23日（木曜日）	異常なし調査結果詳細	家きん2例目の確認に合わせ、指定期間延長。
2	野鳥 1例目	大洲市の一部、西予市の一部、内子町の一部	令和6年12月11日（水曜日）	令和7年1月8日（水曜日）	異常なし調査結果詳細
3	家きん 2例目	西条市の一部、今治市の一部	令和6年12月19日（木曜日）	令和7年1月23日（木曜日）	異常なし調査結果詳細	家きん1例目の野鳥監視重点区域内で発生。

　鳥インフルエンザは、ニワトリなど家きんに対する病原性やウイルスの型によって「高病原性鳥インフルエンザウイルス」、「低病原性鳥インフルエンザウイルス」等に区別されています。

　家きんが高病原性鳥インフルエンザウイルスに感染すると、その多くが死んでしまうため、野鳥から家きんに感染させない取組として、感染の疑いのある死亡野鳥の検査を行っています。

県内死亡野鳥の検査状況※
No.	発見場所	羽数	種類	回収日	県簡易検査	県遺伝子検査	国確定検査
1	大洲市	1	フクロウ	令和6年12月11日（水曜日）	陰性	陽性	検査予定

※簡易検査や県遺伝子検査で陽性が確認された野鳥のみ掲載しています。

県では、環境省の対応技術マニュアルに準じ、対応するレベル、検査優先種類、羽数に応じて死亡野鳥の検査を行います。

**現在の対応レベル**
レベル（状況）	更新日
3（国内複数個所発生時）	令和6年10月15日

北海道乙部町及び北海道別海町で確認されたため、令和6年10月15日に全国の対応レベルがレベル3に引き上げられました。

検査優先種及び対応レベルの死亡野鳥検査実施内容

オシドリやハヤブサなど、感染リスクの高い野鳥が死んでいるのを見つけたり、同じ場所に多数の野鳥が死んでいるのを見つけた場合は、鳥の種類、羽数、発見した場所、連絡先等を下記の県機関へご連絡ください。

ただし、下記の死亡野鳥は対象外のため、回収は行っておりません。施設の敷地内や道路等で発見した場合、施設管理者に連絡ください。

(1)外傷（壁への衝突、動物に襲われた等）がみられる野鳥

(2)腐敗している、回収が困難等の検査ができない野鳥

(3)環境省の対応技術マニュアルの基準に基づき検査対象外の野鳥

自然保護課代表
〒790-0001 松山市一番町4-2　NTT愛媛ビル2棟
Tel：089-912-2365 Fax：089-912-2354

＜外部リンク＞

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