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インフルエンザの話

ページID:0017627 更新日:2021年1月12日 印刷ページ表示

インフルエンザはどんな病気?

インフルエンザはのどの痛み、鼻水、くしゃみ、咳といった普通の風邪の症状と似た症状もでますが、39℃以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛など全身の症状が強く、更に、気管支炎、肺炎、小児では中耳炎、熱性けいれんなどを併発し、重症化することがあるなど、普通の風邪とは全く違う病気です。

感染力が非常に強く、流行が始まると短期間に乳幼児から高齢者まで膨大な数の人を巻き込みます。

予防にはワクチン接種が有効で、重症化を防ぐことができます。定期接種の対象者以外の方は任意接種となりますが、重症化のおそれのある乳幼児、高齢者、また、これらの方と接触することが多い医師や看護師、集団生活をされている方等他の人にうつさないためにも、できるだけ多くの方がワクチンを接種しておくことが望まれます。

インフルエンザワクチン

不活化ワクチンです。

ワクチンには鶏卵由来成分が残っているので、これによるアレルギー症状がまれにおこることがあります。卵アレルギーが明らかな人は注意が必要です。医師とよく相談してください。

定期接種の対象者は、65歳以上の方、及び60歳以上65歳未満の人で心臓、じん臓、呼吸器などに重い病気のある人ですが、対象者以外の全年齢の方が任意接種で受けられます。

インフルエンザウイルスは毎年のように変異しながら流行を繰り返しているので、ワクチン接種は、原則的に毎年必要です。ワクチン接種は流行前(12月中旬まで)に受けておくことが有効です。

インフルエンザの副反応

まれに発疹、じんましん等があらわれることがあります。

発熱、悪寒、頭痛、倦怠感、嘔吐等の症状があらわれることがありますが、通常2から3日中に消えます。

また、ごくまれにショック、アナフィラキシー様症状(じんましん、呼吸困難、血管浮腫等)があらわれることがあり、そのほとんどが接種後30分以内に生じます。

参考

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